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頂-ただひとり-の編-あみ- 第七話 1
  頂-ただひとり-の編-あみ-

第七話

私は、何も持っていない

空を飛ぶ羽根も

困難を貫く剣も

世界を変える、勇気も力も

誰かを信じ、愛し貫く意志も…

私は、常に、私に接触する誰かを傷つけ続けている。

何も持たない私に、関わる意味なんて無い、ってことをわからせるためだ。

同時に、身を守る術を持たない私が、気安く誰かを受け入れるなんてあり得ないことだ。

こんな生き方で、私は別に不自由をしたことも無いし、

だからと言って、得したことも無い。

私は、この世に、いてもいなくてもいい人間なのかもしれない。

そういう考えに行きつく度に、死への衝動と、生への執着に、私は挟まれ、精神をすり潰す。

その度に、私は、だるそうな顔をぶら下げて、街を歩く。

その様は、ボケ老人の徘徊だ。ふらふらと、当て所無く、目は前を向いてるが、上も下も横も後ろも前も見ず、

車が横をかすめても、気にもせず、たまに、「どこ見てるんだ」って怒る人もいるけど

頭少し下げて「ごめんなさい…」と呟けば去っていくから、やはり気にしない。

人が何かをするために生れてきたのなら、私は何のために生まれてきたというの?

こんな風になってる私に何も文句は無いの?

そして、イライラが頭の中を支配しだす。そうなると、このまま出歩いていても、トラブルになるだけだから

イライラが悪化する前に家に帰る。

それが、私の一日のサイクルだった。  

 

■_____2

   

 

 

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