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頂-ただひとり-の編-あみ- 第五話 3
 

「毎度どうも」あの時の刑事さん二人が訪ねてきた。

おばあが、客間へ案内し、待っていた私の前に二人が座る。

「どうも、お世話になってます」

「こちらこそ、お世話になってます。

本日の御用は…」

「はい、近頃、市内を賑わせている、犯罪者殺しのことで…」

 

と、まあ、特に面白味も無く話は進んだ。

依頼の内容は、「犯罪者殺しを特定して、可能な限り逮捕、仕方なければ殺しても可」と、

こんなところだ。

二人は、かつての事件の犯人に立ち向かう私を見ているだけに、色々慎重に言葉を選んだ喋り方をしている。

無駄なんだけどね。

でも、まあ、今回は特に嘘をついていることも、隠していることも無いみたい。

それならば、と、今度は、「前田」について、この人達が何か知っていないか、調べてみる。

ん? 日本総地産連合結社専属の殺し屋、「白」… 前田堂座との接触…

「前田堂座…?」

一瞬、場の空気が止まった。思わず口に出してしまった。

「編さん…どこでその名前を…?」刑事さんの一人が詰め寄る。

…やばいなあ…でも、言っちゃったものは仕方ないか…

「あなた達こそ、この名前に聞き覚えがあるから反応したのでは?」

「ええ、我々は、その名前を知っていますが、それが?」

「個人的な理由で、その名の者を探しています。

彼が、この事件に多少なりとも関わりを持っているのかどうか、と考えているのですが、

どうにもよくわからないもので…すみません、集中してお話を聞いていなくて…」

刑事さん二人が、訝しげに顔を見合わせる。

でも、大収穫だ。例の「前田」のフルネームがわかった。

しかも、警察のお墨付きで、「白」の件に関わっていることも!

前向き前向き、失敗なんて気にしない♪  

 

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