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頂-ただひとり-の編-あみ- 第12話 11
 

クァ助の報告によると、島の中央の山の中腹に、用途不明の大きなビルがあるらしい。

文景さん達が言うには、そのビルが組織の本部だとのこと。

で、マオさんは、私達をそこに案内すると言いう。

「だけど、下手をしたら、あなたたちは組織を裏切る様なことに…」

能岡さんは悠然と首を横に振り、

「組織はどうでもいいけど、せっかくできた友達を裏切るなんてできないよ」

「…ありがとう…別に私がお礼を言う事じゃないけど…」

「気にしないで、当然の事なんだから。それに、私も嬉しい、あなたが来てくれて」

「能岡さん…」

私は妙に誇らしい気持ちになった。

「そろそろ静かにしといた方がいい、本部が近いぞ」

木々の切れ目から、鉄筋コンクリートの建造物が見え隠れする。

こんな森の中で、誰が何の目的で利用しようというのか、関係者でなければ絶対にわからない、そのビルは、

薄暗くなってきた空の色とあいまって、不気味にそびえ立つ魔城の様相を呈していた。  

 

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