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頂-ただひとり-の編-あみ- 第十一話 1
 

夏休みが終り、二学期が始まると、クラス内が活気づいてきているのがわかる。

最初、互いの顔を見るのさえ恐れていたクラスメイト達が、この時期になってようやくうち解け始めてきた。

一般的に、これが普通なのか、それとも普通と比べて遅いのかよくわからないが、

うちの学校に内気な人間が多いのは知っている。少なくとも私だってその一人だ。

そんな私でも友達ができた事実は驚くべきことなのだろうか、友達くらいできて当たり前なのだろうか?

そんなことはともかく、今日は、真名ちゃんの家で勉強会である。

私と能岡さんの間に、互いの家の事情について秘密にしておくという協定がある以上、

消去法で、真名ちゃんの家に集まる様になるのは必然とも言える。

だけど、真名ちゃんにも隠し事がある様だ。それを暴く様な真似はしないが。

そんな勉強会のさなか、真名ちゃんのノートに、パンチ穴の様な、それよりもっと小さい、

ほぼ円形の穴が開いていることに気付いた。

鉛筆で刺した様な汚い穴ではなく、穴あけ器で開けた様な、縁が滑らかな穴だ。

そんな小さな穴を開ける穴あけ器があるのかどうか知らないし、何の目的で開けた穴かもわからない。

まさか、クラスの他の人からいじめられているのかとも考えたが、私が見た限りそんな様子は無かったはずだ。

というか、私や能岡さんとずっと一緒にいるんだし…

と、私が、真名ちゃんのノートをじっと見ているのを気付いたのか、

真名ちゃんが、それとなくノートの穴を隠した。

そして、次の瞬間、真名ちゃんの周囲の霊力の一部が真名ちゃんの手に集まったのを感じた。

真名ちゃんが手をどけた時、一瞬垣間見たノート、

確かに、さっきより穴が増えている…  

 

■_____2

   

 

 

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